✅ 自分がHSPか気になる
✅ HSPの特徴、メリットについて知りたい
✅ HSPの長所を生かせる仕事を知りたい
本記事では、そういう人たちのために解説していきます。
ロンドンビジネススクールなどの研究をもとに、解説していきます。
このページに来たということは、あなたは「自分がHSPかも知れない」と思っていますよね?
僕も、周りの小さな変化や他人の感情に敏感なので、HSPかも知れないと思い、調査しまくりました。
一般的に、HSPは「敏感すぎる」というマイナスイメージが一人歩きしているようですが、多くのメリットがあります。
本記事を3分読めば、HSPの特徴、メリット、デメリットへの対策、向いている仕事について知ることができます。
それでは、HSPの「特徴」、「メリット」、「向いている仕事」の順で解説していきます。
目次
HSP(Highly Sensitive Person)について
HSPとは、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」です。
どれくらいいるのか
人口の20%はHSPの可能性があるといわれています。(1997年時点)
遺伝47%、後天的53%ほどです。
現在は、SNSの発展でさらに増えている可能性があります。
SNSで人に見られているような刺激が増えてるため、HSPの人の負担も大きくなっているかもしれません。
HSPかどうかを測る3つの観点
①低感覚閾(LST) ・どれ位小さい刺激に反応するか ②易興奮性 ・内的な刺激にどれ位振り回されやすいか ③美的感受性 ・芸術や音楽やポジティブに影響を受けやすい |
HSP診断テストなどもあるので、受けてみると良いでしょう。
それでは、HSPの特徴とメリットについて解説していきます。
HSPの特徴①:基本的に能力が高い
HSPは、基本的に能力が高く、具体的には下記のような能力が高いです。
・情報吸収能力
・認識能力
・共感能力
・計画性
・頭の回転
・他人のニーズを素早く理解する
特に、情報吸収能力が高いです。
神経系が敏感なため、一般人より多くの情報を周りから吸収して処理することができるのです。
これにより、多くの情報を熟考することができます。
これは、頭を使う労働には才能でしかありません。
つまり、HSPは、頭を使う仕事に就くと強いです。
HSPの特徴②:コミュニケーション能力と誠実生が高い
色んな情報を収集できる上に、共感能力が高いので、コミュ力が高いです。
しかし、皆が気にしない事を気にして考えてしまいます。
例)小さな音、他人の感情 |
それゆえに起こる、環境と他人に足を引っ張られやすいのが最大のデメリットといえます。
対策として、環境をコントロールすることが重要となります。
例)人と交わらない環境 |
HSPの特徴③:大人数が苦手
HSPは、他人の気分に飲まれやすく大人数に弱いです。
しかし、基本的能力が高いため少人数には圧倒的な力を発揮します。
HSPの特徴④:実は外向的な人が多い
HSPの30%は外向性が高いといわれています。
人と一緒に居ると力を発揮できますが、刺激が強すぎるのは苦手です。
例)4、5人のパーティーなら最強、100人とか大規模なら弱い |
HSPの特徴⑤:ストレスを抱えやすいが超ハイパフォーマー
HSPの人は職場のストレスを抱えやすい傾向にあります。
観察能力が高すぎて、様々なことに気付き過ぎてしまうのです。
例)他人のダメなところに気付きやすい |
しかし、上司から最高の評価をされることが多く、ハイパフォーマーだと思われやすいです。
対策として、ストレスケアを普通の人の倍やるといいでしょう。
そうすることで、ずっとハイパフォーマンスを保てます。環境コントロールとセットで行いましょう。
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HSPの特徴⑥:意外と燃え尽きない
HSPはストレスでパフォーマンスは下がるとしても、燃え尽きることは少ないです。
本当にやばい時(感覚的、社会的刺激が多い時)は、個人的に解決しようとするので本気で引きこもります。
しかし、鈍感な人はどんどん前に進み燃え尽きやすいです。
HSPの特徴を解説してきました。
次に、仕事で生かせるようなHSPのメリット4つを解説していきます。
HSPのメリット①:小さな変化に気付く事ができる
HSPは、組織に役立つ行動をする事が非常にうまいです。
相手の変化に即座に気付く事ができるため、対応が早くなり、結果も出ます。
HSPのメリット②:共感能力が高い
HSPは、対人関係の洞察能力が非常に高いです。
人間関係が大きな問題になる前に対処することができます。
対立を嫌い、素早くその芽を摘み取ることができるのです。
マネジメントが上手く、組織の為になる人材といえます。
HSPのメリット③:誠実性が高い
HSPは、勤勉でこだわりが強く、仕事の質が高いです。
また、細部と全体像を見る事もできます。
HSPのメリット④:創造性が高い
HSPは、創造性が高く、洞察力に優れています。
普通の人が気づけないような、些細な事に気付き、工夫し、改善することができます。
まとめ
結論として、HSPに向いている仕事は、少数精鋭で頭を使う仕事です。
なぜ、少数かというと、大人数は苦手で刺激が多くなるためです。
具体的には、下記のような仕事が考えられます。
「共感能力」、「創造性」を活かす→*カウンセラー、コーチ 「マネジメント能力」を活かす→少数チームのリーダー 「小さなことに気づきやすい」、「誠実性」を活かす→データを用いて試行錯誤する仕事 (あくまで一部です) |
■カウンセリングとコーチングの違い カウンセリング:対象者の気持ちを整理する相談援助 コーチング:対象者の目標達成のための支援 |
あなたが、HSPのメリットを十分に発揮し、生活の質を高めることを祈っています!
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