文章力を爆上げする方法【話せるのに書けないをなくす】

話せるのに書けない

頭の中をうまく文章化できない

文章力を鍛える方法を知りたい

相手に伝わるペルソナ設定を知りたい

 

本記事では、そういう皆さんの悩みを解決していきます。

 

私はブログや仕事で文章を書くことが多いので、文章術の本を数十冊と読んできました。

 

その中で、厳選した良書を参考に、自分なりに噛み砕いて実践しやすいように解説しています。

 

参考にする良書は以下です。

 

 

 

大まかに「良い文章について」、「頭の中を文章化する力の鍛え方」、「伝わる文章を書くコツ」の順で解説していきます。

 

 

スポンサーリンク

良い文章について

 

良い文章を書くには、以下の3つを達成できれば良いです。

 

・文章のリズムを取る

・頭の中を、伝わる形に”翻訳”する

・答えではなく、解き方を示す

 

これらが達成できるようになるための、具体的な方法を解説していきます。

 

文章のリズムを取る

 

文書のリズムは、「視覚的」、「聴覚的」なものに分けられます。

 

「視覚的」なもの

 

・句読点の打ち方

・改行のタイミング

・漢字とひらがなのバランス

 

句読点の打ち方

1行の間に、句読点を1つ入れるようにしましょう。

 

改行のタイミング

最大5行あたりをメドに、改行すると良いです。

 

漢字とひらがなのバランス

漢字が多すぎると、読む気が失せます。

 

ひらがなが多いと、幼稚な文章に見えます。

 

漢字とひらがなのバランスを考えて、見やすい文章になるよう心がけましょう。

 

「聴覚的」なもの

 

音読をしたときに、スムーズに読めるかどうかで判断できます。

 

音読をすることでわかること

・自分の意図する箇所に「つなぎ目」として読点が入っているか

・言葉の重複はないか

 

翻訳する力の鍛え方

 

・インプットした情報を、誰かに話す

・言葉でないもの(地図や絵、写真)を言葉にする

 

インプットした情報を、誰かに話す

 

聞いた話を誰かに話すことで、以下の3つのメリットがあります。

アウトプットなら、「話す」だけでなく、「ブログ記事を書く」でも良いと思います。

 

・理解を深められる

・真意が分かる

・自分のことを知れる

 

理解を深められる

「自分の言葉」で話すことにより、頭の中で散らばった内容を整理でき、体系的に理解することができる

 

真意が分かる

「自分の言葉」に翻訳する過程で「あの人の言っていることはこういうことだんたんだ」と理解できる瞬間がある

 

自分のことを知れる

翻訳するときに、自分が対象のどこにピントを合わせているのかを知ることができます。

 

言葉でないもの(地図や絵、写真)を言葉にする

 

ポイントは以下の2つです。

・自分の意見をいっさい入れない

・美辞麗句に頼らない

 

友達に絵の対象を見せずに、言葉だけで対象と近い絵を描かせることができるかゲームを行います。

そうすると楽しみながら、翻訳する力が鍛えられます。

 

ペルソナ設定で選べるのは2人だけ

 

ペルソナ設定で選べるのは

 

・過去の自分

・特定のあの人

 

の2人だけです。

 

過去の自分

 

過去の自分へアドバイスを書く感じで文章を書くことができます。

 

過去の自分が悩んでいたことで、悩んでいる人は多いと思います。

 

その人たちに、ガツンと伝わる文章になります。

 

特定のあの人

 

特定の1人に向けて、その人が読むときの気持ちまで想定して、文章を書きましょう。

 

読者は10人いれば、伝わり方も10通りになります。

 

全員に伝わる文書を書くことは、初めから諦めましょう。

 

読者を抽象的にイメージして書くと、言葉のベクトルがぼやけてしまいます。

 

補足:専門性に溺れないようにするために

 

特定のあの人に向けて書く場合、専門性が高い文章になりがちです。

 

そういう時は、自分の親がこの文章を読んで理解できるかで判断しましょう。

 

 

伝わる文章を書くコツ

 

伝わる文章を書くコツは以下の3つです。

 

・起転承結で書く

・文章は”引き算”で書く

・長い文章は短い文章に切り分ける

 

起転承結で書く

 

起承転結ではなく、起転承結で書くことで、読み手に伝わる+興味をそそる文章を書くことができます。

 

ポイントは、冒頭の起(一般論)を転(主張、仮説)と真逆にすることです。

 

例)

1.起・・・ナンパ は一般的にあまり良くないイメージを持たれている

2.転・・・しかし、ナンパは人見知りを治すための良い訓練になる(仮説)

3.承・・・(仮説を立てた理由、客観的事実など)

4.結・・・よって、人見知りを最短で治したいならナンパをするべきだ。

 

 

文章は”引き算”で書く

 

「何を書くか?」ではなく、「何を書かないか?」の基準で文章を書くことで、「自分にとって大切な物は何か?」「自分はどういう人間で、どんな価値観を持って生きてきたのか」を考えることにつながります。

 

オリジナリティを出せる上に、言葉のベクトルも集中し、ストレートに読み手に伝わります。

 

例)「大学生活を振り返って」というテーマで作文を書くとする

NG 「何を書くか?」基準だと、発想が”足し算”になる

「サークルのことを書こう、バイトの話も入れよう。卒業研究も〜」

OK 「何を書かないか?」基準だと、発想が”引き算”になる

「サークルの日々を語らずして、大学生活を語ることができるのだろうか?」

「大学生活の思い出は、卒業研究を抜きに考えられるだろうか?」

「あの教授がいなかったら、大学生活はどうなっていただろうか?」

 

長い文章は短い文章に切り分ける

 

長い文章は短い文章に切り分けるメリットは以下の3つです。

 

・冗長さを避ける

・伝わりやすくする

・読者の不安をやわらげる

 

冗長さを避けるのはイメージできると思います。

 

伝わりやすくする

 

以下の例のように、伝わりやすくなります。

 

特に、「〜が、」を含む文は要注意。

 

例)

「急いで準備をしたが、間に合わなかった」

「急いで準備をしたが、なんとか間に合った」

→切り分けると

「急いで準備をした。けれど、間に合わなかった」

「急いで準備をした。おかげで、なんとか間に合った」

→一旦接続詞を使って文を作る。気に入らなかったら再度直す

「急いで準備をしたのに、間に合わなかった」

「急いで準備をしたので、なんとか間に合った」

 

読者の不安をやわらげる

 

日本語の長文は「今何の話をしているのか」「結論はなんなのか」が不明瞭で、読者は集中して読むのが難しくなります。

 

長い文章を短い文章に切り分けることで、それを解消することができます。

 

まとめ

 

特に重要な以下の3つ

 

・インプットした情報を、誰かに話す

・ペルソナ設定で選ぶのは2人

・起転承結で書く

 

これらを意識することで、良い文章を、スムーズに、伝わる形で書けると思います!

 

 

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!