「自分の意見が言えない」をなくす方法6選【恋愛から仕事まで】

  自分の意見を言うのが怖い

  どういう風に自分の意見を言えば良いのか分からない

  他人を気にしすぎるのをやめたい

  自己開示で皆とより深い関係になりたい

 

本記事では、そういう人たちのために解説していきます。

 

アン・ディクソン博士などの研究をもとに解説していきます。

 

あなたは、自分の意見をちゃんと言えていますか?

 

「相手に悪い印象を与えるのではないか?」などと考えてしまい、なかなか自分の意見を言うのは難しいですよね。

 

しかし、「適切な自分の意見の言い方」、「言うタイミング」、「相手の感じ方」、「堂々と言うために明確にすべき自分の目的やルール」を学べば、その恐れもなくなります。

 

本記事を5分読めば、自分の意見を言うための具体的な方法が学べ、学校、仕事、恋愛でも活発になり、友達、恋人、仕事仲間とより親密な関係になることができます。

 

それでは、「自分の意見が言えない」をなくす方法6つを解説していきます。

 

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「自分の意見が言えない」をなくす方法①:疑問形を使わない(要求時)

 

相手に、自分の意見(要求)を伝えるときは、疑問形ではなく、断定を使いましょう。

 

例)

NG 「〇〇してもらえませんか?」

OK 「忙しいと思いますが、〜お願いします」

 

【疑問形を使わないメリット】

 

・誤解がなくなる

・曖昧な要求の仕方より印象が良くなる

 

言いたいことをごまかしている言い方は、相手に誤解されてしまいます。

 

「忙しいと思いますが」など相手に配慮した、断言でこちらが損することはありません。

 

【実践ポイント】

 

・今日から1週間、疑問形をやめてみる

・断定はするが相手の意見も聞く

 

要求するときは断定が良いのが分かったと思います。

 

しかし、自分の意見ばかり言うのではなく、しっかり相手の意見も聞きましょう。

 

“コミュ力=話す力+聴く力”です。

 

その聴く力で最重要の傾聴を行いましょう。

 

傾聴のやり方についても下記の記事にまとめています。

 

傾聴ができてない人の行動パターン11選【あなたはいくつ当てはまる?】

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法②:自分の要求の明確化

 

特に、疑問形をやめると話し方がぶっきら棒になってしまう人にオススメです。

 

疑問形をやめて、断定を使えない人はまだ自分の要求が明確になっていないのです。

 

そこで、自分の意見を伝える前に、一旦自分が相手に求める行動(要求)は何なのかを明確にしましょう。

 

【実践ポイント】

・会話を始める前に、自分が相手に何をして欲しいのか要求(リクエスト)を明確にする

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法③:発言のイニシアティブを取る

 

アサーティブ(自分の意見を伝えること)が苦手な人は、自分の会話のチャンスを待つ人が多いです。

 

あなたも、自分の意見を伝えたいときに、会話のチャンスを待っていることありませんか?

 

僕も、基本会話のチャンスを待つ方が多いので、気持ちは分かります。(今は意識してすぐ言うようにしています。)

 

しかし、ベストな会話スタートのタイミングはないといわれています。

 

なので、自分の会話のチャンスを待つのはやめましょう。

 

会話のチャンスを待つと、以下のようなデメリットもあります。

 

【会話チャンスを待つデメリット】

 

・待っている間に、会話内容が変わる

・待っている間に、不安が増大する

 

【実践ポイント】

 

・最初に発言しようと思った瞬間に、話を切り出す(まず1週間から)

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法④:人間の欲求の軸を理解する

人間の欲の3つの軸を知っていないと、大切な人にも言葉で傷つけてしまう可能性があります。

 

人はイライラしていたり、感情的になると言葉を端折ってしまい、相手を不快にするような言い方になってしまうのです。

(なぜそうなってしまうのか、詳しく知りたい方は、人間関係の衝突を防ぐノン・バイオレント・コミュニケーション(NVC)の記事をお読みください。)

 

下記の、人間の欲の3つの軸を理解することで、相手と衝突せずに自分の意見を伝えることができます。

 

また、相手に何を与えてあげれば良いのかも、わかるようになります。

 

人間の欲の3つの軸

 

親密と分離

 

多くの人は、外向性(親密)と孤独(分離)が混在しています。

 

親密=誰かと一緒にいたい

分離=1人でいたい

 

【求めるタイミング】

・親密=過剰な批判や拒絶を受けたとき

・分離=他人からの干渉、他社からの過度な期待を受けたとき

 

参加と抑制

 

自力と他力の欲求です。

 

参加=自力で限界までやりたい欲求

抑制=限界を感じて他人の意思や意見を受け入れたいという欲求

 

【求めるタイミング】

・参加=いじめ、無視されたとき

・抑制=契約の不履行、一貫性のないルールを押し付けられたとき

 

安心とリスク

 

安心=人に認められたい、慣れた環境を維持したい

リスク=何かを変えたい、新しいことに挑戦したい

 

例)親が厳しすぎると子供が不良になる

 

【求めるタイミング】

・安心=人から認められない、環境が変わるとき

・リスク=過保護、失敗が許されない、無能なレッテルを貼られたとき

 

【実践ポイント】

 

・人間の欲の3つの軸を覚える

・自分にネガティブな感情が出てきたら、どの軸が触れているかを判断し相手にストレートに要求する

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法⑤:自己開示(感情と思考の言語化)

 

アサーティブの世界では、自己開示=感情と思考の言語化です。

 

ただの自己紹介ではありません。

 

この自己開示(感情と思考の言語化)ができると、できないとでは、以下のような違いがあります。

 

【自己開示ができる場合】

 

・自己開示で、他人からの好感度を得られる

 

自己開示がうまくできると、相手と深い話ができるようになり、短期間で親密な関係になることができます。

 

これは、恋人、友達、仕事仲間など会話をする際には、いつでも使える重要なスキルになります。

 

自己開示をマスターして人間関係の質を高めたい人のために、話に深みを出す方法4選【自己開示で信頼UP】も用意しています。

 

【自己開示ができない場合】

 

・自己開示をしてないと敵も味方もいない中途半端な状態になる。

・知ったかぶりだと思われる

 

自己開示をしてないと敵も味方もいない中途半端な状態になる

 

中途半端な状態が一番ダメです。

(一回きりでもう会わないなど非常に短期的な関係なら良いと思います)

 

本来の自分をさらけ出してこそ、本当に分かり合える深い関係を築くことができます。

 

知ったかぶりだと思われる

 

理解できなかったらそのままそのことを伝えましょう。

 

プライドや恥は、成長や良好な人間関係の障害にしかなりません。すぐ捨てましょう。

 

自分の懸念や心配を打ち明けると、言いたいことが言えるようになっていきます。

 

自己開示ができない人の特徴

 

・そもそも自分の感情をうまく把握できていない

・自分の感情を相手に伝えることを極度に恐れている

 

自己開示ができない人は、自己開示(感情と思考の言語化)をすると、相手にネガティブな感情(嫌われる、怒られる、失礼と思われるなど)を抱かせると思っています。

 

前述したとおり、自分の意見は「懸念+要求の断定」で伝えた方が、相手に誤解を与えず、印象も良くなります。

 

また、流されるだけでなく、自分の意見を相手に伝えることで始めて、親密な関係になれます。

 

気にしすぎないようにしましょう!

 

【実践ポイント】

 

・まずは、自分の感情を明確にする

・懸念から入って、ダイレクトに自己開示する

 

例)

×「あれめんどくさいんで、他の方法でやりましょう。」

○「部長の言うことも分かりますが〜は正直大変でコスパが悪いのでやりたくはありません。同じ品質でできる方法があるならその方法でやりましょう」

「自分の意見が言えない」をなくす方法⑥:限界を決めておく

 

限界を決めておくことで、自分の中のルールが明確になり、自分の意見もすぐに断定して伝えやすくなります。

 

あなたは以下のことが、当てはまりませんか?

 

・相手の欲求に何でも答えたい欲求が強い

・自己犠牲が多くなる

・自分の欲求を押し殺して、限界まで努力をしてしまう

 

あてはまる人は、特に限界を設定した方が良いです。

 

限界を決めるために、自分の中に3つの境界線を設定します。

 

3つの境界線

 

・期待の把握(べき思考に注意)

・我欲の把握

・許容の把握(どこまで受け入れるか)

 

期待の把握(べき思考に注意)

 

意思決定するときに、脳内で「〜べきだよな」が出たら他人に振り回されている可能性がある。

 

我欲の把握

 

例)自由が欲しい人の場合

時間拘束が3時間以上の仕事の依頼は受けない

許容の把握(どこまで受け入れるか)

 

例)

ブログの更新は週2までで良いかな

ラインの返信は23:00までで良いかな

 

ブログの更新、ラインの返信を待っている人がいるが、これを設定することで一番大事な自分が潰れるのを防ぐことができる

 

【実践ポイント】

・3つの境界線を設定する

 

まとめ

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法①:疑問形を使わない(要求時)

【実践ポイント】

・今日から1週間、疑問形をやめてみる

・断定はするが相手の意見も聞く

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法②:自分の要求の明確化

【実践ポイント】

・会話を始める前に、自分が相手に何をして欲しいのか要求(リクエスト)を明確にする

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法③:発言のイニシアティブを取る

【実践ポイント】

・最初に発言しようと思った瞬間に、話を切り出す(まず1週間から)

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法④:人間の欲求の軸を理解する

【実践ポイント】

・人間の欲の3つの軸を覚える

・自分にネガティブな感情が出てきたら、どの軸が触れているかを判断し相手にストレートに要求する

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法⑤:自己開示(感情と思考の言語化)

【実践ポイント】

・まずは、自分の感情を明確にする

・懸念から入って、ダイレクトに自己開示する

 

「自分の意見が言えない」をなくす方法⑥:限界を決めておく

【実践ポイント】

・3つの境界線を設定する

 

あなたが自分の意見を言えるようになって、学校、仕事、恋愛でも活発になり、友達、恋人、仕事仲間とより親密な関係になれることを祈っています!

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